第11回「作曲しちゃおう!1」 [作曲しちゃおう!]

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梅野絵里さんをゲストに迎えてのシリーズ「作曲しちゃおう!」の1回目。
今回は、「カンボジアの音楽をつくる」と決めて、ワークショップをしています。
なぜカンボジア???
というのは、梅野さんはカンボジアに3月に行ってきていて、梅野さんが帰ってきてから「カンボジアの音楽ってどんな音楽でしたか?」と聞いてみたところ、「わからなかった」というのです。
「一般の人に民謡とかあるのかきいてもわからないといわれ、本当にうたもうたったことがないよう。ライブハウスに行ったら韓国ポップスみたいな音楽が流れていたけど、、、結局よくわからなかった」ということなのです。
(これには、歴史的な流れが関係しているようで、内戦の影響で、文化人の迫害が起こったりして、文化が断たれたということがあるからのようなのですが)

じゃあそれなら、カンボジアの音楽について情報を集めるだけ集めてみて、それをもとにカンボジアの音楽を想像して妄想カンボジアの音楽を作ってカンボジアの人に聴いてもらおう!という企画をたててみました。

というわけで、まず第一回目は、梅野さんのカンボジア体験記を聞いて、重要だと思われるところを参加者の裁量でメモしたり、youtubeでカンボジアの音楽を調べてみたりして、それをもとに「なんちゃってカンボジア音楽」のレシピを作ってみました。
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音楽の話だけではなく、カンボジアの文字(虫のような形をしていてかわいい)のこととか、戦争のこととか、景色や人の感じとかをきいて、それを取り入れてみました。
ポイントは時間の流れのゆるやかさと携帯電話の普及率。
それから、音階は、いくつかのyoutube動画の音を聞いたら、音階がいくつかあってペンタトニックもヘクサトニックもあったり、聴く演奏によって違うので、結局どうなっているのかわからなかったのですが、youtubeから抽出した音階を使って演奏してみました。
うたも空耳してコピー。
楽器は、木琴みたいのや胡弓みたいのや、鉄琴みたいのや、たいこみたいのがあって、ガムランのよう。
小学校で使う木琴を崩して音階にしてみたり、バイオリンを代用させたりして、まずは楽器をセット。

演奏形態は、
農作業をして、疲れたら休憩し、演奏をしたくなったら演奏し、そのうち携帯電話がけたたましく鳴ったら、演奏を中断せざるを得なくなる、というのをやってみました。
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写真は、想像上の農作業をしている様子。

時間の流れがゆっくりなはずだから、2〜3分演奏じゃなくて、とりあえず10分くらいやろう、と演奏してみました。
あとで音を聞いたら、飽きて音がぽつぽつになったり、突然盛り上がったり、突然おしゃべりが始まったり、また演奏にもどったり、ぼーっとしたりして、ゆるやかに推移しているものの、早送りしてもあんまり音の感じがずっとかわらない感じで、カンボジアのんびりした感じを再現してみようというねらいは成功!カンボジアの時間の流れをちょっとだけ感じられて面白かったし、微妙な音の推移が面白かった。
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写真は「なんちゃってカンボジアの音楽」レシピ。


次はもうちょっと踏み込んでやってみようと思います!

次回は6月20日です!!!
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